Fireflies.ai(ファイアフライズ)は、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどの会議にボットが参加し、音声を文字起こし・要約するAIノートテイカーです。AskFredで過去の会議を横断検索し、CRM連携で営業ワークフローにも組み込めます。本記事では、Free/Pro/Businessプラン、Otter.ai・tl;dvとの違い、試験での誤解を整理します。料金と機能は2026年6月時点の情報です。
試験で問われる見方
生成AIパスポートでは、Speech-to-TextとText-to-Speechの区別、会議メモのAI活用、音声データの個人情報リスクが問われます。Fireflies.aiは「音声→テキスト」の具体例として、会議ボット型のサービスとして覚えると整理しやすいです。
「AI要約=議事録として確定」「会議録音=常に参加者全員の同意不要」と混同しないことが重要です。録音・文字起こしは社内ルールと法令の確認が前提です。
このサイトの演習で確認する
生成AIパスポート:一問一答 TF-0195(Speech-to-TextとTTSの区別)、TF-0447(文字起こしから議事録下書き)、TF-0289(音声データの個人情報リスク)
Fireflies.aiとは
Fireflies.aiは、会議の自動録音・文字起こし・AI要約を提供するクラウドサービスです。カレンダー連携でFred(ノートテイカーボット)が会議に参加し、終了後にトランスクリプトと要約が生成されます。
100以上の言語で文字起こしでき、リアルタイムのライブ文字起こしにも対応します(公式Pricing)。Pro以上ではダウンロード、Personal Assistant、タスク管理、無制限の外部連携が使えます。
Business以上では動画録画、会話インテリジェンス(トピック・感情・発言時間分析)、チーム分析が追加されます。EnterpriseではHIPAA、SSO、プライベートストレージなどが利用可能です。
できること(主な機能)
自動文字起こし
Zoom/Meet/Teams等の会議を録音し、100+言語でテキスト化。音声・動画ファイルのアップロードも可。
AI要約
アクションアイテム・議題・決定事項を含む要約を自動生成。Freeは制限あり、Pro以上は無制限。
AskFred
過去の会議ライブラリに対して自然言語で質問。数か月前の発言も検索可能。
会議検索
キーワードで全会議を横断検索。タイムスタンプ付きで該当箇所にジャンプ。
会話インテリジェンス
Business以上で感情分析・質問検出・発言時間・トピックトラッカー。
CRM・API連携
HubSpot、Salesforce等と連携。Pro以上で無制限インテグレーション・APIアクセス。
よくある誤解
代表的な誤解は「Fireflies.ai=Text-to-Speech」です。Firefliesは音声をテキストにするSpeech-to-Textであり、TF-0195が指すTTSとは入出力が逆です。
もう1つは「無料=AI要約も無制限」です。Freeでは文字起こしは無制限でも、AI要約はLimited(制限あり)で、ストレージも800分/席です。要約を本格利用するならPro以上が必要です(公式Pricing)。
料金プラン(2026年6月時点)
以下は公式Pricingに基づく2026年6月時点の整理です。年払いは最大約44%割引の案内があります。
Free
$0
文字起こし無制限*
Pro
$10/席/月
年払い
Business
$19/席/月
年払い・動画録画
| プラン | 料金(2026年6月時点) | ストレージ | AI要約 | 録画上限/回 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 800分/席 | 制限あり | 2時間 |
| Pro | $10/席/月(年払い)/$18(月払い) | 8,000分/席 | 無制限 | 2時間 |
| Business | $19/席/月(年払い)/$29(月払い) | 無制限 | 無制限 | 3時間 |
| Enterprise | $39/席/月(年払いのみ) | 無制限 | 無制限 | 4時間 |
Freeの文字起こし「無制限」は公式表記ですが、ストレージ上限やAI要約の制限と併せて確認してください。最新価格は契約前に公式Pricingで確認してください。
はじめ方・基本的な使い方
- アカウント作成fireflies.aiで無料登録し、Google/Microsoftカレンダーを連携します。
- ボット参加設定自動参加する会議を選び、Fredが会議に入るよう設定します。
- 会議を実施通常どおりZoom等で会議を行い、リアルタイム文字起こしを確認します。
- 要約を確認終了後にAI要約・アクションアイテムをレビューし、誤りを修正します。
- 共有・連携チームに共有し、CRMやSlackへ連携。機密情報の取り扱いに注意します。
ビジネスでの活用例
営業・CS
- 商談の要約をCRMに自動同期
- AskFredで過去の顧客発言を検索
- 顧客情報の取り扱いポリシーを遵守
リモートチーム
- 定例ミーティングの議事録を自動化
- 欠席者へ要約リンクを共有
- 決定事項は人手で最終確認
試験・資格の学習
- Speech-to-Textの具体例として整理
- 会議ボット型AIの特徴を理解
- 音声データの個人情報リスクを併せて学習
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| Freeで文字起こしが広く使える | FreeのAI要約・ストレージに制限 |
| 会議横断検索・AskFredが強力 | 動画録画はBusiness以上 |
| 100+言語・CRM連携 | ボット参加は社内ルール確認が必要 |
| SOC 2・GDPR対応を訴求 | AI要約の事実確認は人手が必要 |
主要ツールとの比較
| 項目 | Fireflies.ai | Otter.ai | tl;dv |
|---|---|---|---|
| 主な強み | 会議検索・CRM・会話分析 | リアルタイム文字起こし | 動画クリップ・営業向けUI |
| 無料枠 | 文字起こし無制限*・要約制限 | 300分/月 | 録画無制限(3か月保存) |
| 動画録画 | Business以上 | 制限あり | Freeでも可(保存期間制限) |
| AIアシスタント | AskFred | Otter AI Chat | AI要約・クリップ |
| 試験での位置づけ | 会議STT+検索AIの例 | リアルタイムSTTの例 | 会議録画STTの例 |
CRM連携と会議検索ならFireflies、リアルタイム字幕ならOtter.ai、動画クリップ共有ならtl;dvという使い分けが一般的です。
こんな人におすすめ
- 商談・CSの会議をCRMと連携したい営業チーム
- 過去の会議発言を検索したいマネージャー
- 試験対策で会議ボット型STTの具体例を押さえたい受験生
あえて向いていないのは、日本語会議の高精度文字起こしのみ(Notta向け)や、ポッドキャスト編集(Descript向け)です。
よくある質問
無料で使えますか?
文字起こしは無制限ですが、AI要約は制限があり、ストレージは800分/席です。
音声合成AIですか?
いいえ。会議音声をテキスト化するSpeech-to-Textが中心です。
AskFredとは?
過去の会議について質問できるAIアシスタントです。Freeでは利用に制限があります。
Otter.aiとの違いは?
Firefliesは会議検索・CRM・会話分析が強み、Otter.aiはリアルタイム文字起こしが強みです。
動画録画はできますか?
Businessプラン以上で会議の動画録画が利用できます。