Otter.ai · 音声・動画・音楽

Otter.aiとは?会議文字起こしAIの機能・料金・使い方を解説

Zoom・Meet・Teamsの会議をリアルタイム文字起こしし、要約と共有まで行う定番ツール

無料枠あり Speech-to-Text 会議連携
対応環境
  • Web
  • iOS / Android
  • Zoom・Meet・Teams
Otter.aiの公式イメージ
出典:Otter.ai公式(otter.ai)
更新日: 読了目安:約8分

Otter.aiは、オンライン会議や対面収録をリアルタイムで文字起こしし、要約・共有まで行うSpeech-to-Text(音声認識)サービスです。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとの連携が強く、英語圏では議事録自動化の定番として知られています。本記事では、公式の料金プランDescript・ElevenLabsとの違い試験での誤解を整理します。料金と機能は2026年6月時点の情報です。

試験で問われる見方

生成AIパスポートでは、Speech-to-TextとText-to-Speechの区別、会議メモのAI活用、音声データの個人情報リスクが問われます。Otter.aiは「音声→テキスト」の具体例として覚えると試験と実務の両方で役立ちます。

「Otter.ai=音声合成AI」「Otter.ai=ChatGPTの文字起こし機能」と混同しないことが重要です。Otterは会議特化の独立サービスであり、生成AI全般とは別物として整理します。

Otter.aiとは

Otter.ai(otter.ai)は、会議・講義・インタビューを音声からテキスト化するクラウドサービスです。リアルタイム字幕のように進行中の発言が表示され、終了後に話者ラベル付きのトランスクリプトと要約を共有できます。

OtterPilotは、カレンダー連携した会議に自動参加し、議事録を関係者へ送る機能群です。Business以上ではチーム管理や利用分析、EnterpriseではSSOなどが追加されます。

対応言語は英語を中心に、フランス語・スペイン語などが公式に案内されています。日本語の精度は用途・話者により差があるため、重要な会議では人手確認が前提です。

できること(主な機能)

リアルタイム文字起こし

会議中に発言をテキスト化。後から検索・引用しやすいトランスクリプトを残せる。

会議ツール連携

Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに参加し、自動でメモを生成・共有(プランにより同時数が異なる)。

AI要約・Otter AI Chat

会議内容の要約や、トランスクリプトへの質問応答。プランごとに月次クエリ上限あり。

ファイルインポート

録音済み音声・動画をアップロードして文字起こし。無料は生涯3回、Proは月10回など。

カスタム語彙

社内用語・製品名を登録し認識精度を改善。Pro以上で語彙数が増える。

チームワークスペース

メモ共有、アクションアイテム割当、エクスポート。Businessで管理機能が拡張。

よくある誤解

代表的な誤解は「Otter.ai=Text-to-Speech(音声合成)」です。Otter.aiは音声をテキストにするSpeech-to-Textであり、TF-0195が指すようにTTSとは入出力が逆です。

もう1つは「Otter.ai=Descript」です。Otterは会議メモ・共有が中心、Descriptはトランスクリプト編集で動画・音声を仕上げる制作ツールです。役割が重なっても主用途は異なります。

料金プラン(2026年6月時点)

以下は公式Pricing(otter.ai/pricing)に基づく2026年6月時点の整理です。表示価格はUSD、年払いは月あたり換算で掲載されています。

Basic

$0

300分/月

Pro

$16.99/月

年払い $8.33/月

Business

$30/月

年払い $19.99/月

プラン 料金(2026年6月時点) 月次文字起こし 1会話の上限 主な条件
Basic$0300分/ユーザー30分ファイルインポート生涯3回・同時会議1・AI Chat 20回/月
Pro$16.99/月(年払い$8.33/月1,200分/ユーザー90分インポート10回/月・同時会議2・カスタム語彙100+
Business$30/月(年払い$19.99/月6,000分/ユーザー4時間インポート無制限・同時会議3・利用分析・優先サポート
Enterprise要問合せカスタムカスタムSSO・SCIM・高度なセキュリティ

月次の文字起こし分数は繰り越されない旨が公式に記載されています。学生・教職員向けにProの割引(.eduメール)も案内されています。最新の機能差分は契約前に公式Pricingで確認してください。

はじめ方・基本的な使い方

  1. アカウント作成otter.aiで無料登録し、Basicの月300分を確認します。
  2. カレンダー・会議ツール連携Google/MicrosoftカレンダーやZoom等を接続し、OtterPilotの自動参加を設定します。
  3. 会議を開始オンライン会議にOtterを招待するか、アプリで対面収録を開始します。
  4. リアルタイム確認進行中の文字起こしを見ながら、重要箇所にハイライトやコメントを付けます。
  5. 共有・エクスポート要約とトランスクリプトをチームへ共有し、必要に応じてTXTやPDFで書き出します。
Otter.aiの公式イメージ
出典:Otter.ai公式(otter.ai)

ビジネスでの活用例

定例ミーティング

  • Zoom/Meetの議事録を自動生成
  • 欠席者へ要約とリンクを共有
  • アクションアイテムを担当者に割当

インタビュー・ユーザーリサーチ

  • 対面録音を後から検索可能なテキスト化
  • 発言引用の工数を削減
  • 機密情報の取り扱いポリシーを事前確認

試験・資格の学習

  • Speech-to-Textの具体例として整理
  • 文字起こし→議事録下書きのワークフローを理解
  • 音声データの個人情報リスクを併せて学習

メリット・デメリット

メリットデメリット
会議連携とリアルタイム文字起こしが一体無料は月300分・1会話30分と厳しめ
要約・AI Chatで議事録作成が速い日本語精度は英語より不安定な場合がある
チーム共有・検索がしやすい機密会議の外部クラウド送信は社内規程要確認
無料枠で試用しやすい動画編集まで行うならDescript等が必要

主要ツールとの比較

項目Otter.aiDescriptAdobe Podcast
主な用途会議の文字起こし・共有文字起こしベース編集音声のAI強化
技術分類Speech-to-TextSTT+編集音質強化(後処理)
無料枠300分/月月60分メディア時間Enhance 1時間/日
有料目安Pro $16.99/月Hobbyist $16/月(年払い)Premium $9.99/月
試験での位置づけSTT・議事録AIの例動画制作AI活用の例音声後処理AIの例

会議メモならOtter.ai、収録後の編集ならDescript、音質改善ならAdobe Podcastという使い分けが一般的です。

こんな人におすすめ

  • Zoom/Meetの議事録作成を自動化したいビジネスパーソン
  • インタビュー録音を検索可能なテキストにしたいリサーチャー
  • 試験対策でSpeech-to-Textの具体例を押さえたい受験生

あえて向いていないのは、ポッドキャストの本格的な動画編集(Descript向け)や、テキストからナレーションを生成したいケース(ElevenLabs向け)です。

よくある質問

無料で使えますか?

Basicで月300分、1会話30分まで文字起こしできます。ファイルインポートはユーザーあたり生涯3回までです。

音声合成ツールですか?

いいえ。音声からテキストへの変換(Speech-to-Text)が中心です。Text-to-Speechとは別カテゴリです。

Descriptとの違いは?

Otter.aiは会議メモ・共有特化、Descriptはトランスクリプト編集による動画・音声制作が中心です。

ZoomやMeetと連携できますか?

はい。オンライン会議に自動参加し文字起こしと共有が行われます。同時会議数はプランにより異なります。

分数は翌月に繰り越されますか?

公式Pricingでは月次上限に繰り越しがない旨が記載されています(2026年6月時点)。