Notta(ノッタ)は、日本語を含む58言語に対応した会議・音声の文字起こしサービスです。リアルタイム字幕、AI要約、Zoom・Google Meet・Microsoft Teams連携を備え、国内のビジネスシーンで広く使われています。本記事では、公式の料金プラン、Otter.aiとの違い、試験での誤解を整理します。料金と機能は2026年6月時点の情報です。
試験で問われる見方
生成AIパスポートでは、Speech-to-TextとText-to-Speechの区別、会議メモのAI活用、音声データの個人情報リスクが論点になります。Nottaは「日本語会議の文字起こし」の具体例として押さえると整理しやすいです。
「Notta=音声合成AI」「Notta=ChatGPTの文字起こし」と混同しないことが重要です。Nottaは独立した会議向けSTTサービスであり、生成AIチャットそのものではありません。
このサイトの演習で確認する
生成AIパスポート:一問一答 TF-0195(Speech-to-TextとTTSの区別)、TF-0447(文字起こしから議事録下書き)、TF-0289(音声データの個人情報リスク)
Nottaとは
Notta(notta.ai)は、会議・インタビュー・講義の音声をテキスト化し、AI要約や共有まで行うクラウドサービスです。日本語UIと日本語文字起こしの精度で評価され、国内企業の議事録自動化に導入される例が多いです。
公式では58言語の文字起こしに対応しています。英語・中国語・韓国語など多言語会議にも使えますが、重要案件では人手確認を前提にするのが安全です。
文字起こし本体とは別に、トランスクリプトへのAI質問応答を提供するNotta Brainというアドオンもあります。契約体系は本体プランと分かれており、公式ヘルプでセット購入時の割引が案内されています。
できること(主な機能)
リアルタイム文字起こし
会議中に発言をテキスト化。後から検索・引用しやすいトランスクリプトを残せる。
AI要約
会議の要点を自動生成。プランごとに月次の要約回数上限が異なる。
会議ツール連携
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsと連携し、録音・文字起こしを自動化。
ファイルアップロード
録音済み音声・動画をインポートして文字起こし。Pro以上で月次上限が拡張。
翻訳
トランスクリプトの翻訳をPro以上で利用可能。リアルタイム翻訳は別途アドオン(2026年6月時点)。
Notta Brain(アドオン)
文字起こし内容へのAI質問・分析。本体の文字起こしプランとは別契約。
よくある誤解
代表的な誤解は「Notta=Text-to-Speech(音声合成)」です。Nottaは音声をテキストにするSpeech-to-Textであり、TF-0195が指すようにTTSとは入出力が逆です。
もう1つは「Notta=Otter.aiの日本語版(同一サービス)」です。どちらも会議STTですが、提供元・料金体系・無料枠・英語圏での機能差が異なる別製品です。
料金プラン(2026年6月時点)
以下は公式Pricing(notta.ai/en/pricing)に基づく2026年6月時点の整理です。表示価格はUSDです。
Free
$0
120分/月
Pro
$13.99/月
年払い $8.17/月
Business
$27.99/席/月
年払い $16.67/席/月
| プラン | 料金(2026年6月時点) | 月次文字起こし | 1録音の上限 | 主な条件 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 120分/月 | 3分 | AI要約10回/月・カスタム語彙3語・エクスポート制限あり |
| Pro | $13.99/月(年払い$8.17/月) | 1,800分/月 | 5時間 | ファイル100回/月・AI要約100回/月・翻訳含む |
| Business | $27.99/席/月(年払い$16.67/席/月) | 無制限 | 5時間 | チーム管理・CRM連携・AI要約200回/月・Zapier等 |
| Enterprise | 要問合せ | カスタム | 5時間 | 51席以上・SAML SSO・監査ログ等 |
文字起こしの月次クォータに繰り越しがない旨が公式に記載されています。リアルタイム翻訳・バイリンガル文字起こしは別途アドオン(月$6〜)の案内があります。Notta Brainは本体とは別料金です。最新情報は契約前に公式Pricingで確認してください。
はじめ方・基本的な使い方
- アカウント作成notta.aiで無料登録し、Freeの月120分を確認します。
- 会議ツール連携Zoom・Meet・Teamsまたはカレンダーを接続し、自動録音・文字起こしを設定します。
- 会議を開始アプリまたはWebから録音を開始するか、連携会議にNottaを参加させます。
- 要約を確認終了後にAI要約とトランスクリプトを確認し、必要箇所を編集します。
- 共有・エクスポートチームへリンク共有し、TXT・DOCX・PDFなどで書き出します(プランにより形式が異なる)。
ビジネスでの活用例
日本語の定例MTG
- 議事録の下書きを自動生成
- 発言の検索・引用で報告書作成を短縮
- 欠席者へ要約リンクを共有
インタビュー・ヒアリング
- 対面・オンライン録音をテキスト化
- 顧客の生の声をナレッジベースに蓄積
- 機密情報の取り扱いポリシーを事前確認
試験・資格の学習
- 日本語向けSTTサービスの具体例
- 文字起こし→議事録のワークフローを理解
- 音声データの個人情報リスクを併せて学習
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 日本語UI・日本語文字起こしに強い | Freeは月120分・1録音3分と試用向け |
| AI要約と会議連携が一体 | Notta Brainなどアドオン料金が別途かかる |
| Proの年払いは月$8.17と手頃 | 機密会議の外部クラウド送信は社内規程要確認 |
| 58言語対応で多言語会議にも使える | 動画編集まで行うならDescript等が必要 |
主要ツールとの比較
| 項目 | Notta | Otter.ai | Descript |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | 会議の文字起こし(日本語強み) | 会議の文字起こし(英語圏強み) | 文字起こしベース編集 |
| 無料枠 | 120分/月・1録音3分 | 300分/月・1会話30分 | 月60分メディア時間 |
| 有料目安 | Pro $8.17/月(年払い) | Pro $8.33/月(年払い) | Hobbyist $16/月(年払い) |
| 日本語 | UI・文字起こしともに強い | 対応するが英語中心 | 25言語の文字起こし |
| 試験での位置づけ | 日本語STT・議事録AIの例 | STT・議事録AIの例 | 動画制作AI活用の例 |
日本語会議の議事録ならNotta、英語中心の国際会議ならOtter.ai、収録後の編集ならDescriptという使い分けが一般的です。
こんな人におすすめ
- 日本語会議の議事録を自動化したいビジネスパーソン
- Otter.aiより日本語UI・国内利用のしやすさを重視するチーム
- 試験対策でSpeech-to-Textの具体例を押さえたい受験生
あえて向いていないのは、ポッドキャストの本格的な動画編集(Descript向け)や、音声認識モデル自体を自社開発したいケース(Whisper向け)です。
よくある質問
無料で使えますか?
Freeで月120分、1録音3分まで文字起こしできます。AI要約は月10回までです。
日本語に対応していますか?
はい。日本語UIと58言語の文字起こしに対応しています(2026年6月時点)。
Otter.aiとの違いは?
どちらも会議STTですが、Nottaは日本語利用に強み、Otter.aiは英語圏の会議連携に強みがあります。無料枠の分数も異なります。
音声合成ツールですか?
いいえ。Speech-to-Text(音声→テキスト)が中心です。
Notta Brainとは?
文字起こしへのAI質問応答などを提供する別途の有料アドオンです。本体プランとは契約が分かれます。