基礎・機械学習

再現率とは?Recall・「本当の陽性をどれだけ拾えたか」

読み:さいげんりつ / 英:Recall

更新日: 読了目安:約6分

再現率(Recall/感度)は、実際に陽性である対象のうち、モデルが陽性と正しく検出できた割合です。本記事は公式暗記に加え、試験で問われる見逃し(偽陰性)の業務意味・適合率とのトレードオフに焦点を当てます。

試験で問われる見方

○:再現率は本来陽性をどれだけ拾えたかTF-046)。見逃しを減らしたい場面で重要。

病気スクリーニングでは偽陰性を減らすため再現率を重視(G-084)。適合率は「陽性と言ったうちの正しさ」で目的が異なる。

演習で確認する

G検定:TF-046G-084G-064G-495

定義のイメージ

再現率 = TP ÷ (TP + FN)

混同行列では実際が陽性だった行(TP+FN)のうち TP の割合です。FN(偽陰性)が多いと再現率は下がります。

重視する場面

  • 医療スクリーニング — 患者の見逃しを避けたい
  • 不正・異常検知 — インシデントの取りこぼしを減らす
  • 情報検索 — 関連文書の網羅(別文脈では「リコール」と呼ぶことも)

適合率とのトレードオフ

閾値を下げると陽性判定が増え、再現率は上がりやすい一方、適合率は下がりやすいです。両方をバランスする指標がF1スコアです。

よくある質問

感度と再現率は同じ?

二値分類では同じ概念として扱われることが多いです。試験ではRecall=再現率で問題ありません。

再現率100%が理想?

必ずしも。すべてを陽性と予測すれば再現率は1ですが、適合率が極端に下がります。業務目的でバランスを取ります。