Ollama · ローカル・上級者向け

Ollamaとは?ローカルLLMの機能・料金・使い方を解説

コマンド1行でローカルLLMを起動。CLI・API・デスクトップアプリに対応

ローカル無料 CLI クラウドプランあり
対応環境
  • macOS / Windows / Linux
  • CLI・API
  • デスクトップアプリ
Ollamaの公式イメージ
出典:Ollama公式(ollama.com)
更新日: 読了目安:約8分

Ollamaは、ローカルPC上でLLMを簡単に起動するためのCLIツールです。ollama runの1コマンドでモデルをダウンロード・実行でき、開発者や上級者に広く使われています。近年はクラウドモデルへのアクセスも追加され、Free/Pro/Maxの料金プランが用意されています(2026年6月時点)。本記事では、料金LM Studioとの違い、試験での誤解を整理します。

試験で問われる見方

生成AIパスポートでは、クラウド型とローカル型データのプライバシーが問われます。Ollamaは「自分のハードウェアでLLMを動かす」代表例として、クラウド送信リスクとの対比で覚えると試験と実務の両方で役立ちます。

「Ollama=完全オフラインのみ」「ローカル=学習に使われない」と混同しないこと。クラウドモデル利用時は通信が発生し、ポリシーはプラン・モードにより異なります。

Ollamaとは

Ollamaは、ローカル環境でオープンウェイトのLLMをパッケージ化して配布・実行するプラットフォームです。Llama、Gemma、DeepSeekなど多数のモデルをollama pullで取得し、ollama runで対話できます(公式サイト)。

REST APIを提供し、Cursorなどの開発ツールや自作アプリから接続する使い方も一般的です。2026年時点では、ローカル無制限に加え、クラウドホスト型の大規模モデルへのアクセスを料金プランで提供しています(公式Pricing)。

試験では、Ollamaを「チャットアプリ」ではなくLLMランタイム(実行環境)として整理すると理解しやすいです。

できること(主な機能)

ローカルモデル実行

自PCのCPU/GPUでLLMを実行。データは端末内に留まりやすい。

CLI・API

ターミナル操作とREST API。CI/CDやエージェント連携に向く。

モデルライブラリ

ollama.com/libraryで公開モデルを検索・取得。

クラウドモデル

大規模モデルをクラウド経由で利用(プラン別上限・公式Pricing)。

デスクトップアプリ

GUIからの利用も可能(公式サイト)。

ツール呼び出し

対応モデルではtool callingをサポート(公式FAQ)。

よくある誤解

代表的な誤解は「Ollama=完全無料でクラウド最新モデルが無制限」です。ローカル実行は無料ですが、クラウドモデルはFree/Pro/Maxで利用上限があります(公式Pricing)。

もう1つは「ローカルならプライバシー100%」です。ローカル実行は外部送信を避けやすいですが、クラウドモードやログ設定、端末セキュリティは別途確認が必要です。

Ollama=LM Studio」とも限りません。UIの有無、ターゲットユーザー、クラウドプランの有無が異なります。

料金プラン(2026年6月時点)

以下は公式Pricingに基づく2026年6月時点の整理です。ローカルハードウェアでの実行は常に無制限・無料です。

Free

$0

ローカル無制限

Pro

$20/月

年払い$200/年

Max

$100/月

大規模利用

プラン料金ローカルクラウド
Free$0無制限軽量利用・同時1モデル
Pro$20/月($200/年)無制限Freeの約50倍・同時3モデル・大規模モデル
Max$100/月無制限Proの約5倍・同時10モデル
Team準備中SSO・チーム管理(公式Pricing)

クラウド利用量は5時間ごとのセッション上限と7日ごとの週次上限で管理されます(公式Pricing)。プロンプト・応答は学習に使わないと明記されていますが、業務利用では最新ポリシーを確認してください。

はじめ方・基本的な使い方

  1. インストールollama.comからOS向けインストーラを取得します。
  2. モデル取得ollama pull llama3などでモデルをダウンロードします。
  3. 実行ollama run llama3で対話を開始します。
  4. API連携ローカルAPI(既定ポート11434)でアプリから呼び出します。
  5. クラウド(任意)アカウント作成後、クラウドモデルをプラン内で利用します。

活用例

  • 開発環境でのローカルLLMプロトタイプ
  • 機密コード・文書のローカル要約(外部非送信)
  • CI/CDやエージェントからのAPI呼び出し
  • クラウドの大規模モデルをProで試す場合

メリット・デメリット

メリットデメリット
ローカル実行が無料・無制限CLI中心で初心者には敷居がある
軽量・高速なセットアップローカルモデルは性能・VRAMに制約
豊富なモデルエコシステムクラウド大規模モデルは有料・上限あり
API連携が容易ハルシネーションはローカルでも発生

LM Studioとの比較

項目OllamaLM Studio
操作CLI・API中心GUI中心
クラウドPro/Maxでクラウドモデルローカル特化
向いている人開発者・DevOpsGUIで試したい人
料金ローカル無料+クラウド有料ローカル無料

こんな人におすすめ

  • ターミナルでローカルLLMを素早く試したい開発者
  • API経由でエージェント・CIにLLMを組み込みたい人
  • 試験でローカルAIとクラウドAIの違いを押さえたい受験生

よくある質問

無料ですか?

ローカル実行は無料・無制限です。クラウドはプラン別です。

LM Studioとの違いは?

OllamaはCLI・API向け、LM StudioはGUI向けです。

ollama runとは?

モデルを起動して対話する基本コマンドです。

クラウドは安全ですか?

公式では学習に使わないと明記。業務では最新ポリシーを確認してください。

Proはいくらですか?

$20/月、または年払い$200/年です(2026年6月時点)。