Microsoft · 画像生成

Bing Image Creatorとは?機能・料金・使い方をわかりやすく解説

DALL·E搭載の無料画像生成。Microsoftアカウントでブラウザから利用

無料枠あり Text-to-Image
対応環境
  • Web
Bingの公式ロゴ
出典:Microsoft公式(bing.com)
更新日: 読了目安:約7分

Bing Image Creator(ビング・イメージ・クリエイター)は、Microsoft(マイクロソフト)が提供するテキストから画像を生成するWebサービスです。bing.com/images/create から利用でき、裏側ではOpenAIのDALL·E(主にDALL·E 3相当)が動きます。Microsoftアカウントがあれば無料で試せる点が特徴で、生成AIText-to-Imageを手軽に体験したい人向けの入口として知られています。本記事は全機能の網羅ではなく、試験で押さえる位置づけ(Microsoft製・DALL·E搭載)とCopilot・ChatGPTとの違いに絞って書いています。ブースト(利用枠)や商用条件は2026年6月時点の情報です。利用前は料金の考え方と公式の最新情報を確認してください。

試験で問われる見方

生成AIパスポートやG検定では、画像生成AIとしてDALL·EStable DiffusionMidjourneyなどが代表例として挙がります。Bing Image CreatorはMicrosoftが提供するText-to-Imageサービスとして覚えます。開発元をMicrosoftに入れ替えた選択肢や、DALL·Eとの関係を問う設問に備えておくとよいです。

よくある誤解は3つあります。「Bing Image Creator=Bing検索そのもの」と同一視すること(検索エンジンとは別の画像生成ページです)。「Bing Image Creator=DALL·E」と混同すること(DALL·EはOpenAIのモデル名、BICはMicrosoftのサービス名です)。そして「完全無料で無制限」と思い込むこと(ブーストという利用枠があります)。

Bing Image Creatorとは

Bing Image Creatorは、2023年頃から本格提供されたMicrosoft Bing上の画像生成機能です。ユーザーが日本語や英語でプロンプト(指示文)を入力すると、AIが画像を生成して一覧表示します。OpenAIとの提携によりDALL·E系のモデルが使われており、ChatGPTから画像を作る場合と似た画質・挙動になることが多いです。

入口は専用のWebページ(bing.com/images/create)です。Bingの通常検索結果ページとは画面が異なります。試験では「Bing=Microsoftの検索サービス」という大枠の中に、画像生成という派生機能がある、と整理すると混乱が減ります。

同じMicrosoft製としてMicrosoft Copilotも画像生成に対応していますが、Copilotは対話型アシスタントが主役で、Bing Image Creatorは画像生成に特化したUIです。用途が「チャットしながら作業」か「画像だけサッと作る」かで使い分けられます。

できること(主な機能)

画像生成に関わる主な機能を整理します。

テキストから画像(Text-to-Image)

プロンプトを入力し、イラスト・写真風などの画像を生成します。

DALL·E搭載

OpenAIのDALL·E系モデルを利用。自然言語の指示に比較的よく従う傾向があります。

スタイル・比率の指定

プロンプト内で画風や構図を指定できます(UIの選択肢は変更あり)。

Microsoftアカウント連携

Microsoftアカウントでログインし、生成履歴やブーストを管理します。

ブースト(利用枠)

生成ごとにブーストを消費。Microsoft Rewardsで追加取得できる場合があります。

ダウンロード・共有

生成画像を保存し、SNSや資料に使う流れが一般的です(利用規約の確認は必須)。

画像生成AIとの位置づけ

MidjourneyFluxは画像品質の探索・専門利用に強い一方、Bing Image CreatorはMicrosoftアカウントさえあればブラウザで試せる手軽さが売りです。Canvaのようにデザインレイアウトまで含むのではなく、生成画像そのものが主な出力です。

料金・ブーストの考え方

Bing Image Creatorは基本無料ですが、ブーストという利用枠で生成回数が管理されます(2026年6月時点)。

無料

¥0

ブースト枠内で生成

ブースト追加

要確認

Microsoft Rewards等

Copilot Pro

要確認

Copilot経由の画像生成枠

DALL·E API

従量課金

開発・業務自動化向け

利用方法 料金の考え方 向いている人
Bing Image Creator(無料) Microsoftアカウント+ブースト消費。枠切れ時は待機またはRewardsで補充。 お試し・学習・個人の軽い利用
ChatGPT経由のDALL·E ChatGPTのプランに依存。会話しながら画像生成。 対話型で試したい人
Copilot 無料Web版と有料プランで機能差あり。 Microsoft環境でチャットも使う人
OpenAI API 画像1枚あたりの従量課金。 アプリ組み込み・大量生成

商用利用やクライアント案件では、生成物の権利関係とMicrosoft・OpenAIの利用規約を必ず確認してください。

はじめ方・基本的な使い方

Webブラウザから数分で始められます。

  1. Microsoftアカウントでログイン bing.com/images/create にアクセスし、Microsoftアカウントでサインインします。
  2. プロンプトを入力する 例:「夕焼けの富士山、水彩画風、横長の風景画」
  3. 作成(Create)を実行 ブーストが消費され、数十秒で複数案が表示されることが多いです。
  4. 気に入った画像を選ぶ 拡大して確認し、ダウンロードや共有を行います。
  5. 公開前は内容と規約を確認 人物・商標・不適切表現がないか人の目でチェックします。
Bing Image Creatorの公式アイコン
出典:Microsoft公式(bing.com)

ビジネスでの活用例

社内ガイドラインと利用規約の確認が前提です。

マーケ・広報

  • ブログやSNS用の挿絵たたき台
  • キャンペーンKVの方向性探索
  • プレゼン資料の背景イメージ

教育・研修

  • Text-to-Imageのデモ教材
  • 生成AIパスポート・G検定の体験演習
  • プロンプト設計の練習

個人・副業

  • 無料でAI画像を試す入口
  • 趣味のイラスト・壁紙案
  • 他ツール比較のベースライン

メリット・デメリット

メリット デメリット
Microsoftアカウントで無料試用しやすい ブースト切れで待つ必要がある
DALL·E系で比較的高品質な画像 専用画像生成ツールほど細かい調整は少ない
ブラウザだけで完結、導入が簡単 商用・権利の判断は自己責任で規約確認が必要
Microsoft製として試験の選択肢に出やすい Copilot・ChatGPT・BICの使い分けで混乱しやすい

DALL·E・Canva・Copilotとの比較

似た名前や同じDALL·E基盤で迷いやすい4つを整理します。

項目 Bing Image Creator DALL·E(ChatGPT) Canva Microsoft Copilot
提供元 Microsoft OpenAI Canva社 Microsoft
主な用途 画像生成専用ページ チャット内の画像生成 デザイン制作+AI素材 対話型アシスタント全般
モデル DALL·E系 DALL·E 複数(Magic Media等) 複数(プラン依存)
手軽さ ◎(Microsoftアカウント) ◎(OpenAIアカウント) ◎(テンプレート豊富) ○(チャット中心)
試験での覚え方 Microsoft製Text-to-Image OpenAI製モデル名 デザインツール+AI Microsoft製AI支援

無料でDALL·E系を試すならBing Image CreatorかChatGPT、完成デザインまで作るならCanva、Microsoft 365と一緒に使うならCopilot、という使い分けが現実的です。

こんな人におすすめ

  • Microsoftアカウントを持っていて無料でAI画像を試したい人
  • 生成AIパスポート・G検定でText-to-Imageを体験したい受験生
  • DALL·EとMicrosoft製サービスの関係を整理したい人
  • ChatGPTを使わずに画像だけ生成したい人

あえて向いていないのは、ブースト制限なく大量生成したい場合(APIや有料専用ツール)や、芸術的な画質だけを追求する場合(Midjourney等)です。

よくある質問

Bing Image Creatorは無料で使えますか?

はい。Microsoftアカウントがあれば無料で利用できます。ただし生成には「ブースト」という利用枠が消費され、使い切ると待つかMicrosoft Rewardsで追加する必要があります。完全無制限ではない点に注意してください。最新条件はMicrosoft公式で確認してください。

Bing Image CreatorとDALL·Eの関係は何ですか?

DALL·EはOpenAIが開発する画像生成モデルの名称です。Bing Image CreatorはMicrosoftが提供するWebサービスで、裏側でDALL·E(主にDALL·E 3相当)を利用します。試験では「モデル名(DALL·E)」と「サービス名(Bing Image Creator)」を分けて覚えるとよいです。

Bing Image Creatorは何社が提供していますか?

Microsoft(マイクロソフト)が提供するサービスです。Bing検索エンジンと同じMicrosoft製品群に属しますが、検索そのものとは別の画像生成専用ページです。

Bing Image CreatorとCopilotの違いは?

Bing Image Creatorはbing.com/images/createから使う画像生成専用の入口です。Microsoft Copilotは対話型AIアシスタントのブランドで、チャットの中から画像生成もできる場合があります。どちらもMicrosoft製ですが、用途と画面が異なる別サービスとして整理します。

Bing Image CreatorはText-to-Imageの例として正しいですか?

はい。テキストの説明から画像を生成するText-to-Image(テキストto画像)のサービスです。試験ではDALL·EやStable Diffusionと並ぶ代表例として、Microsoftが提供する無料寄りの入口として覚えておくとよいです。