G検定 演習・過去問

G検定の練習問題を分野別に解く勉強法

シラバス10分野 · 学習順序 · 弱点の潰し方

分野別にG検定の練習問題を進める様子
出典:Unsplash(Aaron Burden)
更新日: 読了目安:約9分

G検定はシラバス10分野から200問が出題されます。ランダムに問題を解き進めるより、分野別にテキスト→一問一答→実践演習のサイクルで進めた方が、漏れなく・効率よく定着します。本記事では、おすすめの学習順序、1分野あたりの進め方、模擬試験後の弱点分野の潰し方を整理します。当サイトの分野別演習は本番・過去問を想定した模擬問題であり、公式の過去問そのものではありません

なぜ分野別で進めるのか

G検定の出題は、特定分野に偏るのではなく10分野すべてから問われます(試験範囲・シラバス)。分野別に進めるメリットは次の3点です。

  • テキストと演習が直結する 公式テキストの章を読んだ直後に、その分野の問題を解くと定着率が上がる
  • 弱点が分野単位で見える 「機械学習は70%、倫理は45%」のように、再学習すべき場所が明確になる
  • 学習の達成感が得やすい 「今週はDL要素技術を終えた」と区切りがつき、モチベーション維持に役立つ

逆に、分野を意識せずランダムに500問を解くと、得意分野ばかり触れて苦手分野が放置されやすくなります。3モード全体の位置づけは過去問想定問題で対策する方法、一問一答の効果は別記事で詳述しています。

おすすめの学習順序(10分野)

シラバス上の並び順そのままでも構いませんが、前提知識の依存関係を考えると、次の順序がおすすめです。

  1. 人工知能とは AIの定義・歴史。全体の「地図」を作る入口
  2. AIに必要な数理・統計知識 確率・統計・勾配など、以降の分野の土台
  3. 機械学習の概要 教師あり・なし、評価指標、過学習
  4. ディープラーニングの概要 ニューラルネットの基本構造
  5. ディープラーニングの要素技術 CNN・RNN・正則化・最適化など
  6. ディープラーニングの応用例 画像・言語・生成AIなど
  7. AI倫理・AIガバナンス バイアス・公平性・説明可能性
  8. AIの社会実装に向けて 導入プロセス・ビジネス活用
  9. AIに関する法律と契約 著作権・個人情報・契約
  10. 人工知能をめぐる動向 産業動向・政策。直前に再確認すると効果的

社会実装・法律・動向は文系寄りの分野ですが、技術分野を先に固めておくと、用語の意味がわかった状態で読めます。試験直前は動向・倫理・法律を軽く総復習するのが定番です(直前1週間の仕上げ)。

1分野あたりのサイクル

各分野は、次の4ステップを1セットとして進めます。1分野あたり3〜5日(社会人・1日30〜60分)が目安です。

ステップ やること 時間目安
1. テキスト 該当章を読み、用語辞典で不明語を潰す 1〜2時間
2. 一問一答 分野フィルタで○×問題を解く(20問以上) 30〜60分
3. 弱点の再学習 70%未満ならテキストに戻り、間違えた問題の解説を読む 30分
4. 実践演習 一問一答70%到達後、同分野の四肢択一を10〜20問 30〜45分

10分野すべてこのサイクルを1周したら、模擬試験で総合チェック(模擬試験の使い方)。弱点が出た分野だけ、ステップ2〜4に戻る——この螺旋型の繰り返しが分野別勉強法の核心です。

正答率の見方と切り替え基準

分野別演習では、分野ごとの正答率を基準に次のアクションを決めます。

正答率 状態 次にやること
70%未満 定着不足 テキスト再読+一問一答を同分野でもう20問
70〜85% 実践演習へ 同分野の実践演習10〜20問。解説で引っかけを確認
85%以上 次の分野へ 新しい分野に進み、週末に弱点分野だけ軽く復習

「全問正解」を目指さない

500問すべてを100%にするより、10分野それぞれ70%以上を揃える方が本番に効きます。得意分野で90%を追いかけている間に、苦手分野が放置されるのが最大の落とし穴です。

弱点分野の潰し方(模擬試験後)

模擬試験の結果画面には分野別正答率が表示されます(当サイト一問一答・模擬試験共通)。ここから弱点を潰す手順です。

  1. 失点3問以上の分野をリストアップ 優先度A(最優先)とB(余力があれば)に分ける
  2. 優先度A:一問一答で20問 分野フィルタを指定し、間違えた問題の解説をすべて読む
  3. 優先度A:実践演習で10問 四肢択一の引っかけパターンを確認
  4. 1週間後:同分野だけ再テスト 一問一答10問で正答率が70%以上に戻ったか確認
  5. 次の模擬試験 弱点分野の得点が改善しているか総合チェック

模擬試験→弱点分野演習→再模擬試験のサイクルは、模擬試験の復習方法と組み合わせて使ってください。

週次スケジュール例

社会人が3か月(12週)で10分野を攻略する一例です。1週間に1〜2分野が現実的なペースです。

進める分野 平日(30分) 週末(2時間)
1〜2週 人工知能とは + 数理・統計 テキスト+一問一答10問 2分野の一問一答完走+弱点復習
3〜4週 機械学習 + DL概要 一問一答 or 実践演習 実践演習10〜20問/分野
5〜6週 DL要素技術 + DL応用 一問一答10問 問題数の多い分野を重点演習
7〜8週 倫理 + 社会実装 + 法律 一問一答10問 文系分野をまとめて消化
9週 人工知能をめぐる動向 一問一答+時事確認 模擬試験1回目
10〜12週 弱点分野の再演習 弱点分野の一問一答 模擬試験+直前仕上げ

6週間コースの場合は、1週間に2分野を進め、模擬試験は4週目と6週目に受けるイメージです。詳しい時間配分は勉強時間の目安も参照してください。

当サイトの分野別演習ページ

当サイトでは、一問一答実践演習ともに分野別ページ分野フィルタに対応しています。シラバス10分野と1対1で演習できます。

分野 一問一答 実践演習
人工知能とは domain-08 domain-08
人工知能をめぐる動向 domain-09 domain-09
AIに必要な数理・統計知識 domain-01 domain-01
機械学習の概要 domain-10 domain-10
ディープラーニングの概要 domain-06 domain-06
ディープラーニングの要素技術 domain-07 domain-07
ディープラーニングの応用例 domain-05 domain-05
AI倫理・AIガバナンス domain-04 domain-04
AIの社会実装に向けて domain-03 domain-03
AIに関する法律と契約 domain-02 domain-02

一問一答は10分野すべてに十分な問題数(合計500問)があります。実践演習は機械学習・ディープラーニング系の分野に問題が多く、倫理・動向などは一問一答を中心に補強するのがおすすめです。各ページから分野を選んで演習を始められます。

無料で分野別演習を始める

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よくある失敗

  • 得意な技術分野だけ進め、倫理・法律を後回しにする → 文系分野は意外と出題比率高。10分野すべて最低1周は必須
  • 分野をまたいでランダムに解く → テキストとの対応がわからず、定着が浅くなる
  • 1分野で100%を目指して次に進まない → 70%到達で次へ。全体を1周してから弱点に戻る
  • 模擬試験の分野別結果を見ずに全体点だけ確認 → 分野別正答率こそ次の演習計画の材料
  • 動向分野を試験直前まで未着手 → 最終週に一問一答+公式シラバスで時事確認

よくある質問

G検定は分野別に勉強した方がいい?

はい。10分野からバランスよく出題されるため、分野別サイクルで進めると漏れが少なくなります。全分野1周後に模擬試験で総合チェックする流れが効果的です。

分野別演習はどの順番で進めるべき?

人工知能とは→数理・統計→機械学習→DL(概要→要素→応用)→倫理・社会実装・法律→動向、の順がおすすめです。

1分野あたり何問解けば十分?

一問一答は20問以上で正答率70%を目指します。実践演習は70%到達後、同分野10〜20問。模擬試験後は弱点分野だけ追加演習します。

苦手分野が複数ある場合、どれから潰す?

模擬試験での失点数が多い順に優先。DL系と機械学習は問題数・配点が多い傾向があるため、正答率が低い場合は早めに手を付けてください。

AI Masterの練習問題は公式過去問ですか?

いいえ。本番・過去問を想定した模擬問題であり、協会の公式過去問そのものではありません。